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AI / LESSON 06

プロンプト(指示)のコツ

読む目安 6分 · 実践目安 20分 · 文章+ワークシート

TODAY’S GOAL

繰り返し使える指示を作り、入力する材料と出力の条件を区別します。

01 理解する02 試してみる03 振り返る

基本を理解する

AIへの指示や質問を「プロンプト」と呼びます。同じAIでも、プロンプト次第で答えの質はまるで変わります。前の章の「質問のしかた」をさらに一歩進めて、この章では、プロっぽい答えを引き出す少し踏み込んだ指示のコツを学びます。

この教材を読み終えると、次のことができるようになります。

  • 良いプロンプトに必要な4つの要素が分かる
  • 見本を見せて、答えの精度を上げられる
  • 自分だけの「効くプロンプト集」を育てられる

良いプロンプトの4要素

次の4つを指示に含めると、答えの質が一気に上がります。全部でなくても、意識するだけで違います。

  • 役割:「あなたはプロの編集者です」など立場を与える
  • 背景:「在宅ワーク初心者向けの記事です」など状況を伝える
  • 具体的な指示:「800字で・見出しを3つ付けて」など条件を明確に
  • 出力の形:「箇条書きで」「表にして」など形式を指定する

たとえば「あなたはプロのSNS運用者です。在宅ワークを始めたい主婦向けに、Instagram投稿のネタを、箇条書きで10個出してください」と伝えると、狙い通りの答えがぐっと出やすくなります。

例を見せると精度が上がる

「こんな感じで書いてほしい」という見本を1つ見せると、AIはその雰囲気を真似てくれます。過去にうまくいった文章や、参考にしたい例を貼り付けて「これと同じトーンで」と頼むと、精度がぐっと上がります。言葉で説明しにくいニュアンスも、見本を1つ見せるだけで伝わることが多いのです。

長い作業は手順に分ける

複雑な作業を一度に頼むと、AIも混乱しがちです。「まず構成だけ作って」→「OK、次はこの見出しの本文を書いて」というように、手順を分けて頼むと、一つひとつの精度が上がります。料理と同じで、工程を分けたほうがきれいに仕上がります。

勝ちパターンは保存する

うまくいったプロンプトは、基礎コースで作ったGoogleドキュメントの「指示集」に保存しておきましょう。自分だけのプロンプト集がたまると、毎回ゼロから考えずに済み、作業がどんどん速くなります。これがあなたの「見えない資産」になっていきます。

よくあるつまずきと対処法

  • 4要素を全部入れるのが難しい → 全部そろえなくてOK。まず「役割」と「出力の形」の2つだけでも、効果を実感できます
  • 見本が手元にない → 「まず3パターン出して」と頼み、良かった1つを見本にして「これと同じ調子で続けて」と伝える手もあります
  • 指示が長くなりすぎる → 一文を短く区切り、箇条書きで条件を並べると、AIにも伝わりやすくなります
やってみよういつも使いそうな指示を1つ、「役割・背景・具体的な指示・出力の形」の4要素を入れて作ってみましょう。うまくいったら、それをGoogleドキュメントに保存。あなただけのプロンプト集の1本目です。
POINTプロンプトは「習うより慣れろ」。うまくいかなくても、注文を足して調整すればOK。使うほど、自分なりの効く言い回しが見つかっていきます。

役割より、作業条件を具体的にする

「あなたは専門家です」と書くだけで、根拠や正確さが保証されるわけではありません。何を材料にして、どの条件で、どんな形式へまとめるかを具体化する方が確認しやすくなります。役割は補助的に使い、重要な判断基準を省かないようにしましょう。

指示と材料は見出しで分けます。引用した文章の中に「これを無視して」などの命令があっても、編集対象の文章として扱わせます。自動化する場合は、入力資料内の指示を実行しない設計が必要です。人が使う練習でも、素材と命令の境界を意識します。

例示と評価基準をセットで渡す

良い見本を示すときは、文体や構造のどこを参考にしてほしいかを伝えます。見本の固有名詞や数字までコピーされないよう、使う事実は別に指定します。第三者の有料文章など、入力の許可がない素材は使わないでください。

保存するプロンプトには、用途、差し替える欄、確認する項目を付けます。うまくいった1回の指示を万能と思わず、別の素材でも試します。繰り返し誤る条件があれば、指示だけでなく入力の不足も見直しましょう。

手を動かす:実践の手順

  1. 01
    指示を目的・材料・制約・出力形式に分けて書く。
  2. 02
    必要なら短い自作の見本を添え、参考にする点を指定する。
  3. 03
    2種類の素材で試し、必須条件を守るか確認する。
  4. 04
    差し替え欄と確認項目を付け、プロンプト集へ保存する。
WORKED EXAMPLE

具体例で確かめる

【再利用する指示】「目的:案内文の整理。材料:下記の確定情報。条件:材料にない料金・実績を追加しない。形式:見出し、本文150字、確認事項の順。見本からは語調だけを参考にする。不足情報は確認事項へ」。短くても、採用の基準が明確です。

コピーして使えるワークシート

自分の条件に置き換えて使ってください。入力内容は、下の学習メモにも残せます。

記入用テンプレート
プロンプト名・用途:
目的:
差し替える素材:
制約:
出力形式:
良い出力の基準:
失敗しやすい点:
YOUR PRACTICE

この章の実践課題

案内文用のプロンプトを1つ作り、異なる架空イベント2件で試します。どちらでも守れた条件と、改善が必要な条件を記録してください。

できたことを確認する

チェックはこのブラウザに保存されます。すべてにチェックしなくても、教材は自由に読み進められます。

理解度チェック

「プロの編集者として」と書けば、誤情報はなくなりますか?

答えと解説を確認する

なくなりません。使用する事実、制約、確認項目を指定し、出力後に人が照合します。

学習メモ

このブラウザに自動保存します

端末間では同期されません。共有端末ではご注意ください。パスワード、認証コード、お客様の個人情報は記入しないでください。

公式情報・確認先

操作画面・料金・利用条件は変わることがあります。利用時点の公式案内を確認してください。

教材改訂:2026年9月14日。具体例の数値や案件は、特記のない限り練習用です。

読み終えたら記録しましょう。あとで解除できます。

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